ガッチャマン・セルロイド・クローゼット

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セルクロってなに?


A. Asakuraのガッチャマン・ヨコシマ解説

●78話  死斗!海底一万メートル



 
 
ケン:いえ、俺のブレスレットが反応しているということは、
ジョーに間違いありません!
[#104 魔のブラックホール作戦]
みなさん、Celluloid Closetって映画は観ましたか?
まあ平たく言えば、ハリウッドがいかに映画の中のゲイ的コンテンツを抑圧していたかを探ったドキュメンタリー映画です。なぜ抑圧しなければいけなかったかというと、映画関係者にはゲイが多かったので、どうしても画面に滲み出てしまうそれっぽさがあったからに他ならないわけですが、それはさておき、純粋に良くできたドキュメンタリーで面白いので、映画に興味のある人は観ると良いと思います。

さて、このコーナーでは、ガッチャマンでそのCelluloid Closetをやってみようという趣向です。
なにせアニメだから、Celluloidって言ったらそのものじゃん(笑)

しかしなぜこんなことをやらねばならんのか。
昔からケンとジョーはカップリングされがちだし、私などはそういう刷り込みを受けて育ってしまったので、今更と言えば今更なのだが、しかしこの件に付いて詳しく考証した例は今までにないのではないか??

これは自信を持って言いますけど、私は今回ファン復活をしてビデオを観直した時、かなりなブランクがあったお陰で、それはそれは素直な気持ちで生ガッチャしましたのよ。
しばらく観ていなかったので忘れていたところも多かったし、なにしろ作品自体あまりに面白いので、最初はあまり気にならなかったのですが、何回も細かく観ていると、やっぱり!!
あやしーーーーつーーーの1号2号!!(爆)

一度気になりだすともう止まらないですね。
いやもう最近は確信してるんですが、あの2人は製作者たちによってカップリングされてたんで、その点ジュンには大変にお気の毒です(笑)。
ケンとジョーの噂は、本当だったんです。

でー、つらつら考えるのに、やっぱり鳥海監督が悪いんでは?(笑)
監督はハードでカッコいいアクション物を目指していた感じなので、どうしても使うのはケンとジョーに絞られがちだと思うんですよ。それに多分、戦争物やスペクタクルなどの映画がお好きとお見受けしますが、そういうのはもう、女はご無用な男の世界ですよね。
それに、鳥海監督は、明らかにジョーを贔屓しているのだ。これは演出家として当然と思うけど、ジョーは一番自由に動かせて好きなことをやらせられるキャラクターですからね。だからと言ってジュンをないがしろにしたのはイケナイ事だし、ジュンはもっと使えば良かった素材だと思うが、その点は監督の心の底に密かに同性愛的嗜好が隠されていたのでは、などと考えるよりほか無いでしょう(鳥海監督ごめんなさい)

ファン的にはどうか?
なぜわしらヨコシマなファンたちは、ケンとジョーをくっつけたがるのか??
他の人の場合は分りませんけど、私の場合はズバリ!あの2人が一番絵になるからで〜す。
それにこれもかなり大きな要素だが、ジョーが好きなあまり、できるだけ他の女とくっついて欲しくないと常に思っているので。要するにやきもちです(爆)
なら、ケンとならいいのか?いいのである。この辺は女心の不可解なところだ。

ではこれから、作品中に隠された2人の愛の軌跡を、一話づつ例を取って深読みしていくわよ。


 
ジョー:ケンを救うんだ! (あのー、ジュンも救わないといけないんですけど…)
[#59 怪獣メカ工場の秘密]

 
あっ、そうだー、大切なことを忘れていた。
皆さん的には、ケン×ジョー?それともジョー×ケン??

私はだんぜんケン(攻)×ジョー(受)が良し!!
というか、ケンの横暴振り、ジョーのケンへのなつき方を見ると、多分にこれが実際正しい関係なのではないか?ジョーはなんだかんだ言って、ケンの言うことにはいつも素直に従うぞ。

昔同人とかでは大体ケンが女っぽくて、受けっぽかったけど、生ガッチャをしていると全くそんな感じしないですね。ケンは服従タイプではない。弱みを見せないんじゃなくて、ケンには弱みは無いと私は思う。
ジョーも服従タイプではないけれど、ケンに対してはほとんど盲目的ではないか。全然ライバル意識も無いようだし。

それにどうしても、ジョー・ファンってジョーが苦しんだり堪えたりするの好きでしょう?苛めてみたいと思ってるでしょう??
あの自信家なジョーが、フト弱みを精悍な顔に横切らせたりするのを見るのが好きでしょう?!

ケンも好きなはず!!(爆)

ケン:馬鹿なことを言うな、なんで俺がおまえを置いて行けるんだ
[#78 死斗!海底一万メートル]

  うわッ、マズ〜(^_^;)  裏だから…お願い、内緒にして?


A. Asakuraのガッチャマン・ヨコシマ解説その1:


78話 死斗!海底一万メートル
個人的には、78話においては2人があまりに明白に出来上がっているため、ヨコシマ解説が必要でないほどなので面白くないのですが、やっぱし基本だし、これから始めなきゃならないのかなーと思って…(笑)

というほど78話はやはり、ランドマーク的な一本ですね。
これはジョーの過去を明らかにして、話の中心に持ってくるためのエピソードですが、普通こんな話作らないって(爆)。当然、演出は鳥海監督です。それで、全編須田さんという上手い人に描かせてしまっているあたり、力の入れようが分るってもんじゃないの。ほとんどバンクが利かない内容でもあり、作画は大変なことだったと思います。

でサー、でもだからって、ケンとジョー二人っきりにしなくても良いよね?!
それもアンタ、密室よ密室!!そのうえ、マリンサタン号が海底基地に着くまで、6時間だかかかっちゃうんだよ?その間どうしろっていうのよ…(ファン的に)

さてさてさて、この回どうしても気になるのが、ケンが優しい、優しすぎるッ!!
ちょっと考えてみてよ。鷲尾がこんなに優しさ見せる相手って、他にいるかい?

もう、最初から最後まで、ケンはジョーに気の使いっぱなし。その上ホントによく気が付く。
ジョーが眩しさに顔をしかめればすかさず「どうした?」、機内でふさいでいれば「窓を開けろよ、気がまぎれるぜ」、外に出るときには「手を貸そうか」(これは最後のシーンへの伏線だけどネ)、ギャラクター退治にも一人で出かけ、「おまえはここで休んでいろ」と来たもんだ!(爆)
悪いけど、ケンってジュンにここまで優しくするか?!

ジョーはジョーで、ケンには平気で弱みをボロボロ見せている。
いくら疲れて落ち込んでいたからと言って、タフで自信家のジョーがこんなにサラリとケンに手の内を見せてしまっているのは驚きである。
78話以降2人が急速に接近するのは見ての通りだけれど、なんだ、ここですでにかなりの仲良しなんじゃん。(笑)
ニヒルで孤独、というジョーのステレオタイプは、ここでもはっきりと否定されるのだ。孤独なヤツがこんなに心を開いて話したりしないよね。

以上は台詞の上でですが、作画もまた何とも、意識していたとしか思えない作りですね。
私は昔から、マリンサタン号から二人がギャラクター達の前に姿を見せるシーンがとても好きなんですが、このシーンの2人の動きや配置がとても美しいのです。
隙が無く、完璧なケン。自信がぐらついていて、陰が薄く、ケンに一歩下がって立つジョー。すごい。絵でやおっている(笑)。惜しむらくは、ケンのセルを裏返しにしてしまったことだ。(でもそれってレイアウトを熟考した結果?)

そして、例の炎に向かうシーンである。
ケンがジョーの肩を掴み、振り返らせる、という指定が絵コンテにはあったろうが、あんな構図であんなアングルでやれとは言われなかったんじゃないの??
なにしろ須田さんは、人物パースがものすごく上手いので、どんなポーズでも描ききってしまうけど、特に俯きモノが絶品なのです。ジョーのポーズに、弱さと服従的な位置が完璧に表現されている。
顔を見せずに、背中で表情を出せてしてまうのよ〜!
それでケンのあのバックの取り方は、マズイよ、マズすぎる!!
2人の位置関係、決定。

それからね、忘れちゃいけないのが、逃げるところでしょう。
チラッとしか写らないけど、みんな気が付いている??
ケンはジョーの手を引いているぞ!!!
ああっ!どうして!!作画!なにを考えていたぁ〜〜?!?!

と言うわけで、78話以後、ファンはまともにケンとジョーを見れなくなってしまうのでーーす。


 
ケン:ジョー、俺が行くまで待っていてくれ (そーかそーか)
[#70 合体!死神少女]


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