| 「科学忍者隊ガッチャマン」の作品データについては、バナーさん&しゃんぷーさんの「ガッチャ缶」をご覧下さい。 |
作品総論 by A. Asakura
| 不肖私がかねがね上記のように申し上げておるのは、決して伊達ではございません。
『科学忍者隊ガッチャマン』は、間違い無く、日本大衆芸術史上に燦然と輝く奇跡の名作です。個人的には、ガッチャマンはアニメとしてよりもむしろ、歌舞伎など他の大衆娯楽芸能ジャンルと共に語られるべきとさえ思っています(笑) ガッチャマン・ファンにゴチゴチのアニメ・ファンが少なく、むしろ幅広い世代の一般の人たちに愛されているのも、多くの人が見たことは無くても名前を知っている、主題歌を憶えているのも、ガッチャマンの魅力の普遍的なことを物語っています。 私はガッチャマンが好きな理由として、「面白いから」としか答えようが無いのですが、ではなぜ面白いのか?この永遠普遍な魅力が一体どうやって、どこから生まれたのか、ということについて、力不足ながら考えてみたいと思います。 1.ガッチャマンの時代 時代が良かった。これはやはり外せないでしょう。ガッチャマンは、あの時代でないと生まれ得なかった、時代の落とし子とも言える作品だと思います。
大きく背景的には、日本では高度成長がひとまず落ち着いて、技術的・経済的にテレビ・アニメである程度のことをできるようになって来たことが上げられると思います。
そしてもちろん、この時代にタツノコ・プロが幸福で幸運だった一番の理由は、創始者で社長の吉田竜夫氏が健在だったことです。 ガッチャマンはストーリーや設定的にも時代を反映した部分が大きかったわけですが、私はこの点はむしろ、作品の魅力を語る上で、そう重要な部分ではなかったと思っています。
『ガッチャマンの時代』というのは、ガッチャマンを生み出した時代のダイナミズムと言うことです。 (つづく) |
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